作品投稿日 : 2017年11月26日(日) 12:50
1
サムネイル画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
- Asoblocker Name
- third
- 作品説明
- 太陽を雲が覆い隠した5月の午後、俺はいつものように家へと帰っていた。ゴールデンウィークも終わり、少し憂鬱な気分だったが、その気持ちを続けてはいられない状態であった。もうすぐ試験が待っていた。
しかし家へ着いてみると、早く勉強をしなければならない俺の心とは裏腹に、奴らが家の前で立っていた。出口嵐(でぐち あらし)とその連れだ。
「おい麻生!今日も来てやったぞ!」
全く、テスト直前なのによく遊んでられるな。またいつものようにゲームやらで勝負を仕掛けてくるんだな、と思っていたら
「よし、今回はアソブロックで勝負だ!」
と持ちかけてきた。
アソブロック。それは、簡単に言えば今や全世界で大人気の、組み立てて戦わせるというオリンピック競技にもなっているスポーツとなっている。しかし、時々目にするだけであって自分がそれをやったことは一度もなかったし、そこまで詳しくもなかった
「もちろん負けたら…わかってるよな?」
といつものように急かす。負けても特に大したことはないんだが、奴らに負けるのはいけ好かないので、挑戦を今回も受けて立つことにした。実際、このような挑戦は、時々あって、一度も負けたことはないので、まあ今回も勝つだろうと思いながらも、初めてやるこのアソブロックに少し不安もあった。
俺は、店番をしている母に、ここにあるアソブロックの商品をとっていいかとたずねた。それに対して母は、
「あなたの部屋になんかおいてあったからそれを使えば?」
と、答えた。誰が置いたんだろう?と思いながら階段を上がり自分の部屋に来てみると、箱やブロックを包装するビニール袋はビリビリに破れ、そのブロックの一つはピョンピョンとはねていた…
(続く)
注意書き
この小説に出てくる団体名、組織名その他は、現実のものとは一切関係はありません
また、質問や意見は今後の小説の発展のために基本受け付けますが今後の小説の内容に関する質問等は一切受け付けません
この注意書きは今後の小説にも適用されます
イラスト募集中!
アソブロッカーズの表紙を飾るイラストを募集しています
それに関して組み立て説明が欲しい場合は別途このサイトにおいて作り方を載せておきます
(自分は絵心ないので…誰か宜しくお願いします)
作品出演許可もお待ちしております
- 使用パーツ数
- 未選択 -
ピース
- 使用パーツ
-
パーツ画像 © MERZEN PRODUCTS
想像×創造ASOブロッカーズ 第一話「運命の定義(サダメノテイギ)」へのコメント
1 件のコメント
ビルドファイターズのアソブロック版!!面白そうですね 特別ゲストでソニックスパロウやイプシロンも出てきそう