作品投稿日 : 2018年07月26日(木) 08:48

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- third
- 作品説明
- お久しぶりです。
ここ一ヶ月はずっと小説の特訓してました。
何か朗報があったみたいですが……こちらも頑張らないと
前回のあらすじ
生徒会長からアソブロック部への勧誘が来たが、いきなり入部テストが始まった!
カタパルトから発射された相手のアソブロック、スティレッタとファルカタとファルケンは、飛行形態で上空を旋回している。
ステージはグランドキャニオン。ロジャーは谷間に隠れて相手の様子を見ることにした。
「ロジャー、そこから相手を確実に撃ち抜けるか?」
「いや、多分無理だ。これはスナイパーライフルではないからな、無理言うな」
「なら、高機動で錯乱するか?」
「相手も相当速いぞ?」
正直、今回の相手は分が悪い。高機動で逃げるにしても相手もそこそこの速さを持っている。戦うにしても相手が高機動ならばちまちま一匹づつ集中して倒さなければならない。というかその間にやられてしまう。
何だ、ロボットアニメでよくある
「相手が一直線に並んだ時に纏めて倒す」
という技は所詮ご都合主義。
谷間に誘い込むってのもありだけど、そうそう入ってくれるものじゃないからな……
「!?」
と、相手が爆撃を始めてきた。いつまで経っても現れない俺達に痺れを切らしたのだろう。谷間に爆撃を仕掛けている。
「ここは!」
「ああ、出るしか……ナニッ!?」
そこでは、ファルケンとスティレッタが待ち伏せしていた。最初から俺達の位置を補足していたのか?
「残念♫貴方達の居場所は、バレていました!」
と、赤坂が笑みを浮かべる。
「こうなったら、スティレッタから先に倒すぞ!」
「分かった、コウキ」
別の機体に背後に回られても、こちらには強固なシールドが背面には装備されている。
ファルケンの持つライフルが火を吹くも、シールドに阻まれる。
「クソっ、後ろからの攻撃が効かないとはな!だったら!」
「スラスターを狙うまで!」
ファルカタが加勢し、スラスターにバズーカを撃ち込む。
「ロジャー、後ろだ!」
「スラスター狙いかっ!」
ロジャーは鍔迫り合いを続けていたが、已む無く回避した。しかしスティレッタから追撃が来る。
「取り敢えずスティレッタを片付けろ!二兎を追っては一兎もとれん!」
「クソっ!とにかくちょこまかとしてるな!」
まだ残り時間2分。このままだと消耗戦でこちらが尽きることになるが。
「俺達を!」
「忘れるな!」
後ろから奇襲が来る。何か、チャンスは……チャンスは……
「よし、狭い谷間に逃げ込むぞ!」
「え、それでは!」
「とにかく、これに賭けるしかない!」
「……分かった!」
ロジャーは谷間に逃げ込み、相手の出方を伺う。
「ウ~ン、谷間に逃げ込まれちまったねぇ〜」
「赤坂さん、どうします?」
「まだミサイル、残ってたよね?」
「……はい。ありますが」
「じゃああれで一掃しちゃえば?」
「了解!」
と、ファルカタとファルケンはそれぞれ反対側へ移動しだした。
「この谷間は一直線で分岐もない。それなら……」
「全部、消しちゃえ♫」
ズドドドド、と大きな爆音が轟く。
谷間の端から爆撃を始めたのである。
「来たぞ!ロジャー!」
「やっぱり爆撃してきたか……」
ファルケンとファルカタは、ミサイルを落としながらこちらへ移動してきている。
「今の所は何も手応えがないな……」
バーン!!
「!?」
「うおおおおおお!」
ファルケンを操る立仙は、仰天した。
▼▽
爆撃した筈の場所から、ロジャーが、ゴッドファイターが、飛び出してきたのだ。
「うわああああ!」
ゴッドファイターのシールドがあるからこそ成し得る技。ファルケンはなす術なく、斬り捨てられ、爆散する。
「立仙!」
「クソっ!立仙の仇!」
ファルカタは、ファルケンが撃墜された場所へ急行する。残り1分以内に撃墜しないと、入部決定になる。特に麻生とは苑も縁もないが、今までアソブロックをずっとやって来た彼らにとっては、プライドというものがある。
「しかし、爆撃で相手のスラスターはお釈迦になった筈だ!相手はこの谷間からは出られない!」
「立仙の死は無駄じゃなかった!」
「俺はリアルでは死んでないけどね……」
しかし、
「ゴッドの機動力、舐めんじゃねぇ!!!」
まだ撃墜現場からは相当遠い場所である。
しかし、ロジャーはファルカタの真下まで、潜り込んでいたのである。
「どうして!?」
「スラスターは潰した筈なのに!?」
「スラスターがないなら………走るだけだ!」
そのままファルカタ目掛けてビームが発射された。二発、三発……ビームはファルカタに直撃し、ファルカタは爆散した。
「西脇!!」
「あとは……任せ…ましたよ、赤坂……さん」
ファルカタまで撃墜され、スティレッタは、一度谷間から離脱する。
しかし、時間はあと30秒。
「私達にはね!プライドってものがあるのよ!今までアソブロック一筋で生きてきたプライドが!!」
再び谷間に入り、敵を探す。と、
「でやああああ!」
と、ロジャーはビームライフルを連発した。
スティレッタはビームライフルを避けた後、ありったけのミサイルを撃ち込む。
このスペースの狭い場所なら、ミサイルの一発や二発、当たる筈…。
しかし、ロジャーは狭い壁を利用した壁キックで、ミサイルを全て避けていく。
そのままスティレッタへ特攻する。
「行け!ロジャー!!」
「うおおおおお!!」
ロジャーの雄叫び。
ロジャーの放ったビームライフルが、スティレッタの肩に直撃した。右腕を失った。
「でもね、私はこんな所で呆気なく負ける訳には、行かないのよォォォォォッ!!!」
負けじとファルカタもロジャーに対して特攻を仕掛けた。
「「うおおおおおおおおお!!!!」」
両者の雄叫びが轟く中、遂に両者は衝突、そして…………。
ロジャーはブレードモードに切り替え、そのままスティレッタを一刀両断にした。
ファルカタ ReZEL様の作品
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スティレッタ ReZEL様の作品
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ファルケン ReZEL様の作品
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