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想像×創造 ASOブロッカーズ 第八話 「入部テスト(ニュウブテスト)」

作品投稿日 : 2018年06月12日(火) 11:17

想像×創造 ASOブロッカーズ 第八話 「入部テスト(ニュウブテスト)」
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Asoblocker Name
third
作品説明
サムネにコンペ云々言ってるけどコンペ期間中に出すの無理だったわ
約一か月何をしていたかというと…小説の素材集めとか勉強とか作品のとか。
ハーメルンとかでも小説投稿しようと画策してたり

で今回は二人目のメイジンカワグチ枠が出てきます
ストーリー考えているうちにこうなっちまった。一応オリジナルストーリーとして内容が被ったりしないよう努力してるんですけどんね…

前回のあらすじ
ヘキサゴンとの勝負に負けた麻生。しかし、彼の心の火は今まさに燃え上がろうとしていた!


なんだか色々なことが起きた昨日から一夜明けて、俺は自分の部屋で勉強に勤しんでいた。昨日は結局疲れてしまって、勉強せずに寝てしまったので、その分をとりかえさなければならない。ましてやテスト直前である。
「私が手伝ってあげようか?」
とロジャーが尋ねてくる。
「いいよ、今まで勉強ばかりやってきた身だ、そんなに俺は馬鹿じゃない。」
そうして午前中は黙々と勉強を続けた。

「…よし、これで今日の勉強は終わり。」
アソブロックの特訓をしようと思ったその時、
「そういえば、ヘキサゴンが言っていたな。アソブロックの大会。」
ふと昨日の会話を思い出した。

ASO WORLD CUP、通称AWC。
数々の猛者が集まる、世界最高峰のアソブロックの大会である。その日本代表選考会が二週間後に行われる。
「ヘキサゴンは、『君たちほどの才能と実力ならば、このまま日本予選は軽々通るだろう。』とか言ってたけどな。」
「いや流石に俺たちは昨日始めたばかりだ。二週間後に向けて頑張らないと。」
アソブロックと勉強。両立できるかといえば不安だが、やってみるしかない。

休みが明けて月曜日。特に授業中など変わったことはなかった。しかし、授業後にそれは起こった。

俺は3年A組ー自分達のクラスーの教室で迫るテストに向けて勉強をしていた。最後の問題、『私達はこの犬のことをタマといいます。』えーっとこれはWe call this dog Tama…でいいかな。自己採点をして、帰ろうと立ち上がる。ふと横を見ると、女子がすぐそばに立っていた。

俺はびっくりしてたじろぐ。長い黒髪、彼女の清楚な顔がこちらを見ていた。

「ゆっユウレイ!?…あ、生徒会長でしたか。すいません。」
「いえ、今は生徒会長としてではなく、アソブロック部の部長としてあなたを勧誘しにきたの。」
「勧誘…?」
「ついてきて」

と、生徒会長…今はアソブロック部部長だった、に連れられ、第二体育館までやってきた。

「知ってるとは思うけど、改めて自己紹介するわね。私は天川流美。このアソブロック部を総括する部長よ。で今回君を勧誘したのは…何故だかわかるよね?」
と徐に彼女の腕につけていたウェアラブル端末からスクリーンに映像を投射する。その映像はつい三日前のヘキサゴンとの戦いだった。
ロジャーとゼンとの鍔迫り合い、そして、ASOシステム。一部始終が記録されていた。

「あなたの強さは相当のものだわ。前半はヘキサゴンとゼンのタッグと互角だもの。相当な操作技量だわ。」
操作技量?俺はずっとロジャーに指示を送っていただけだが。
「ただあの覚醒状態に負けるのは仕方ないでしょうね。私たちもあの戦いで初めて知ったんだから。」
あのゼンが赤く光り総合性能が上昇した、ASOシステムは、どうやら実戦では初めての公開だったらしい。その後、アソブロック界の名だたるメディアが大々的に報じていた。

「とにかく、今から貴方には、強さはわかってるけど入部テストを受けてもらうわ。赤坂、西脇、立仙。入部テストの準備。」
俺まだ部活に入るとは一言も言っていないのに入部の準備を始めようとする。
「「「はい!」」」
呼ばれた三人は、自身の作品を取り出す。
その内、赤坂と呼ばれた女子部員は、青いたまご型のものを取り出した。
「Bフィールド、展開!」
と、その青いものを体育館の真ん中に投げ出した。そしてそれが起動したかと思うと、周りの地形が変化し、まるでアメリバー合衆国にある世界遺産のグランドキャニオンと思しき地形が広がった。

「貴方、自分の機体、持ってるわよね?」と天川さんが俺に問いかける。
「持ってますけど…まだ俺入りますとは言ってませんよ!?」
「どっちにしろ私は貴方の実力を見てみたいだけ。」

と、相手も自分も準備が終わったところで、天川さんからテストの説明が入る。
「試合は一対三。麻生君は制限時間三分の中で生き残るか、相手を全撃破で勝利、三人は麻生君を撃破で勝利。撃破基準はアンリミテッドレギュレイションを使用する。いいな」
「「「「はい!」」」」

「ロジャー、いっちょやってやるか!」
「おう!」ロジャーが呼応する。

「では試合を始める!」

かくして、入部テストは始まった。


続く

まだ天川さんはロジャーのことを知らないようです

次回はキャラ、用語説明します。
全部小説内で説明するのは流石に無理があったなと
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