作品投稿日 : 2018年03月07日(水) 12:12
0
サムネイル画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
- Asoblocker Name
- third
- 作品説明
- 前回のあらすじ
出口との戦い!かろうじて難を逃れた麻生たちの反撃が始まる!
火力と機動力に特化しつつも、全体のバランスを崩さないよう設計した、ゴッドファイターライザー。
「ロジャー、扱いに慣れたか?」
「ああ、だいぶ使い方がわかってきた!ここからが勝負だ!」
と、背部のメガ・スラスターの出力を全開にして相手に突っ込んで行く。距離およそ3m。腕を失った相手のアソブロッカー、エディアは、足を使って咄嗟に防御しようとした。
が、相手にとってそれは時すでに遅し、という結果だった。ライザーの高出力ブースターはその距離を物ともせず、懐に飛び込みんだ。ロジャーが動きはじめて僅かコンマ5秒、ロジャーはウイングユニットでエディアの腹部を貫いた。
俺達は勝った。確かに今まで出口には勝ち続けてきた。でも、今回は違う。今まで勝ってきたときの気持ちとは違う何かが沸いてきた。
「これなら勝てると思ったのになぁ。チキショー!」
と叫ぶ出口。しかし出口は悔しそうな表情をあまり浮かべていない。
俺はそれをふと疑問に思った。
その時だった。敵襲音とともにロジャーの肩を光線がかすめた。ロジャーも俺も完全に油断していた。これは、わざと外したんだ。しかも当たるか当たらないかのギリギリを攻めて。
ロジャーは即座に光線が撃たれた方向へ射撃を開始する、2発、3発…しかし、そこに敵影はなかった。そして、ロジャーの真後ろ、遠くに残ったデブリ群から、またも射撃音が。ロジャーは反応してしっかりかわす。相手は複数…なのか?
相手は自分たちの情報をそう簡単に与えてくれるものじゃない。多分相手は複数だ。両方ともデブリ群に隠れているのだろう。
「ロジャー、相手はデブリに潜んでいる!どちらかをさっさと倒せばいいんじゃないか?」
「OK!とりあえず…あとから撃ってきた方、奇襲してきたお返しだ!」
ロジャーは飛行形態へ変形し、相手のアソブロッカーズを迎え撃つ。
あれ…?出口が乗っていた(はずの)オペレートシップに、別の男が乗っている。初夏だというのに六角形に白黒の模様が走ったコートを羽織って、サングラスをかけている。いかにも不審者だ。まさかアソブロックを使ったテロリストかなんかか…?
「君の実力はそんなものではない!私は知っている!」
そのマント男が喋りだした。
「俺に本気を出させろぉ!」
くそう、なんだこの妙に熱いやつは!
「ロジャー!ウイングユニット、最大出力!」
ロジャーは敵がいるであろうデブリ群へ銃口を向ける。
「そこに我はいない故に…」
背後からの声にロジャーははっと振り返ろうとした。が…。
「貴様に勝利の二文字はない!」
続く
遂に本作のキーキャラクターが登場!やつの実力や如何に!
コンペについてお知らせ
これからコンペについてのお知らせはBBSで更新させていただきます。
サイト主様には少し苦労や迷惑をおかけすることもありそうですが、よろしくお願い致します
- 使用パーツ数
- 未選択 -
ピース
- 使用パーツ
-
パーツ画像 © MERZEN PRODUCTS
想像×創造 ASOブロッカーズ 第5話「敵襲(テキシュウ)」へのコメント
1 件のコメント
久しぶりの更新、待ってた
この敵の見えない攻撃は…ファンネルみたいな遠隔操作系だろうか?