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想像×創造 ASOブロッカーズ 第3話「初陣(ウイジン)」

作品投稿日 : 2017年12月13日(水) 22:00

想像×創造 ASOブロッカーズ 第3話「初陣(ウイジン)」
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Asoblocker Name
third
作品説明
前回の簡単なあらすじ
生きているブロック、アソブロッカーズのロジャーと出会った麻生コウキ。すっかりアソブロックにハマって、はじめてたった5分で、自分でオリジナルの作品まで作り上げてしまった。


階段を急いで駆け降りて、出口嵐のもとへやってきた。アソブロックで勝負を受けてからほんの10分。彼は自分の作り上げた作品を見て、ひどく驚いていた。
「これほどの作品を、ほんの10分くらいで…?どうしたんだ、おまえ!」
そんな彼に、「はやく戦おうぜ。こちらはもうすぐテスト週間なんだよ。今回も抜かりなく成績を取っておかないと、アソブロックの前にいい高校入れないじゃないか。」と一蹴してやった。

じゃあ行くぞ、と、自分の住む街、名古屋県名古屋市から5分かけて、三河県の端、日進市まで来た。
三河県は昔名古屋県から分裂した県である。名古屋県は、どうやら昔は愛知県という名前だったそうだが、名古屋市の力が絶大になり過ぎて、県庁が吸収されてしまったらしい。
そして、この日進市にはアソブロックを生んだ、そしてアソブロッカーズとの世界を繋いだ企業、マーゼンプロダクツがある。日進市はマーゼンプロダクツのおかげで名を残せたとも言って良い。三河県もまた、マーゼンプロダクツの莫大な資産により、名古屋県から分裂を果たした。このため三河県の県庁所在地は日進市である。

俺たちはその後本社の真横にある巨大なドーム、「ASOスタジアム」の中へ入っていった。
「ここはアソブロックをするためにあるのか?それにしてもデカイな。名古屋ドーム5個分はあるんじゃないのか?」
「そうだな、ここではアソブロックの世界大会の本戦も行われる。アソブロックは動き回るからこれくらいの広さがないとダメだ」
「外でやってはダメなのか?」
「ダメだ。ASO基本法78項より政府の指定する屋内施設でないと試合は基本出来ない。マラソンみたいに周辺道路を規制したり住民への被害がないと政府が認めれば屋外でも認可される場合もあるが。」
ASO基本法とは、人類とアソブロッカーズが対等に、また、平和的な関係を保つためにある法律だそうだ。まだ詳しく習っていないが。

控え室に入り、ステージのセットをする。俺たちが使うのは6つに区画されてるうちのB区画だ。
「これ、フィールドはランダムでいいな?」
「なんでもいいぞ、どれになろうが俺が勝つけどなぁ。」
と、出口は意気込む。
俺たち人がすることは、機体の創作と試合中の機体システムの管理、制御だ。機体の操作は彼らアソブロッカーズがブロックとリンクして行う役目となっている。

オペレートシップという、小さな浮遊する乗り物的なものだろうか、に乗り込み、アソブロックランチャーに相棒、ロジャーを乗せる。相手もセッティングを終えたようだ。
オープンチャンネルで、出口が最後に話して来た。
「アソブロック開始の合図は、『アソブロッカーズ、レディー… A、S、O、ブースト!!』だ!準備は出来てるな!」
「OKだ!」
準備OKのボタンを押すと、アナウンスコールが始まった。
『それでは、アソブロック 試合を始めます。ルールはアソブロッカーズ同士の1v1形式で行います』
自分の役目は相棒をしっかりサポートすること。モニターをしっかり見張った。
「A!」
「S!」
「O!」
「ブーーーースト‼︎‼︎」
アソブロッカーズランチャーから相棒と俺の2人が作った作品が勢いよく射出された。
(続く)

注意
小説に出てくる地名、企業、団体、法律等は現実のものと一切関係がありません。また2017年12月8日現在で架空の都市名や地名として書いてあるものが、今後この小説と同名の都市、地名などとして現実に現れてもこの小説はその同名のものとは一切関係しておりません。
あとこの小説は不定期公開ですが一応最低一週間は開けて投稿します
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